HySpeed工法

設計の瀬戸です
現在進行中の筑紫野市注文住宅のIK様邸
地盤調査を行った結果、地盤強度が弱いことが判明しました。
そこで地盤補強工事を行うことになりました。
ちなみこの地盤補強工事ですが地盤調査を行ってからでないとわかりません。
つまり融資申込→土地購入→地盤調査→地盤補強の検討という順番なんですよね!
さとう建設では融資を申し込む際の資金計画で必ず地盤補強工事代金を見込みます。
不確定要素が強い地盤補強工事ですが発生すれば100万円前後程度発生しますので、これから家造りを検討される方は必ず予算に見込んで下さいね!!

そして今回、IK様邸で採用された地盤補強工事が”HySpeed工法”
かっこいい名前ですね。この工法の最大の特徴が地盤を汚染しない。
一般的に木造住宅で行われる地盤補強工事は柱状改良といって地中に穴を掘りながらセメントを水と一緒に混ぜ込むというもの。
もちろん安価で信用性の高い工法なので私もよく使用させていただいてます。
ただ地面の中にコンクリートの柱を作るので将来的に建物を解体したときには地面の中のコンクリートは永久的に残ります。
しかしこの”Hyspeed工法”はコンクリートの代わりに砕石を転圧しながら柱状に地盤補強をする工法なので地中に残るのは石っころです。

他にも鋼管杭や表層改良など様々な工法があり地盤調査後に私たち設計は検討します。

ただこの”HySpeed工法”、工事完了後はなんだか砂利をぱらぱら撒いただけみたいで完全に名前負けしてる感じです。
※6M地下までしっかり詰め込まれてますっ

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