式年遷宮

今月2日に伊勢神宮の式年遷宮が執り行われました。
この式年遷宮とは飛鳥時代から続く神事で、隣接する土地にまったく同じ社殿を造り神様にお引越しして頂くものです。
行われる理由として色々な説があり、そのひとつに技術の伝承というものがあります。
20年という期間は建物が古くなる前に建て替えるとい事ですが、もうひとつ理由があります。
それは、まさしく技術の伝承。見習い大工時に社殿工事に携わり、熟練大工の時にもう一度携わるという事です。
熟練大工は、一緒に工事を行う見習い大工を育てるという義務があるんですね。
この事を知った時は、飛鳥時代のような古い時代から何てシステマッチク何だろうと関心した事を覚えています。
私も10年前に早朝の日の出と共に、当時勤めていた設計事務所の先生と参拝しました。
ひょっとしたら先生も私への技術の伝承を意識されたのかもしれません。まさか・・・
今度は家族を連れて“お伊勢参り”に行きたいと思っています。子ども達に私も何か伝えられるでしょうか。

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